*おベンキョの時間*
「……」



俺がホストだってコトは伏せる約束。


俺のそばに控えていた朋子さんは俺の顔を凝視。



「……あ…父の会社を手伝ってます…」


父は既に他界。
会社社長でもなんでもなかった…
唯のリーマンだった。



「へぇ~っ…じゃあ~将来は私と同じで後継者ですか……」



「…ん、あ…」


「……尭耶さんは私と違って…頭いいし…羨ましい~将来有望ですよね」



菜々香ちゃんは自分の頭の悪さにコンプレックスでも感じてるような言動を吐く。


「……」








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