天使と出逢った日~生涯君を忘れない~
俺はその場に倒れ、
しかも俺の上には女が乗っていた。
明るい茶髪のロングウェーブ、
白のワンピース、整った顔立ち。
本当に美少女だ。
そいつはビクとも動こうとしない。
「おい。おいっ!」
肩を揺さぶっても反応なし。
もしかして死んでんのか…?
突然、その女がムクッとゆっくり動いた。
「おい、大丈夫なのかよ?!」
「ん~…もう着いたの~…?」
もしかして、こいつ寝てんのか?
「おいっ――…」
声をかけるとその女と目が合った。
そいつの目に俺は一瞬で惹かれてしまった。
「君、だれ?」
俺は聞いた。
だって空から降ってきたんだ。
そりゃ、気になる。
「あたし、宇宙…人?(笑)」
「えっ、宇宙人ってどうゆう事だよ!!」
「そんなの、あたしにもわかんない。」
自分がわかんないって事か…?