天使と出逢った日~生涯君を忘れない~
「もちろん、人間だよなぁ?」
俺は半笑いで聞く。
「それもわかんない。」
ガチで宇宙人なのかよ!!!
思わずツッコミたくなる。
「あんたは誰なの?一体。」
女が聞いてきた。
「俺は、相楽大河。
バリバリの人間ですけど。」
名乗っても意味ね―か(笑)
「ね、大河っ!!
あんたの家連れてってよ!!」
「はぁ?!なんでだよ!」
もちろん俺には理解不能だった。
「だって行くとこないし。」
当たり前のような答える女。
「や~だ。」
俺はいたずらっぽく言った。
「大河の馬鹿っ!いじわる!人でなし!
生きる価値ない!」
女は俺の悪口を言ってガヤガヤ言う。
「うっせ~よ…。
わかった、1日だけな?!1日だけ!!」
「やふ―いっ\(^○^)/」
女は喜んだ。
「お前の名前は?」
「本上 梓。」