夢と現実で

予感



でも、今日は違った…


男の子が笑ったあとに
「もうすぐ会える」って
言った。



私は、登校中
「もうすぐ会える」が気になって仕方なかった。


教室でボーッとする私に
声をかけてきたのは、
私の親友の綺架。


『梦!!ビックニュース!! どうしたの?ボーッとして…』

『えっ?!あっ‥うん。ちょっとね…夢の事を考えてたの』


『夢??どんな??』


『あの……それは。
ってか、綺ちゃんビックニュースって何?』

『あっ!あのね
転校生がやって来るんだって、それも2人!!』

『それのどこがビックニュースなの??この学校に転校生なんてそんなビックニュースじゃないでしょ??』

『ただの転校生じゃないからビックニュースなの!』
『どういう意味なの?』

『1人は、闇の王って噂で…もう1人はその従者なんだって。』

『闇の王!?』

『うん‥』


< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop