夢と現実で
予感
でも、今日は違った…
男の子が笑ったあとに
「もうすぐ会える」って
言った。
私は、登校中
「もうすぐ会える」が気になって仕方なかった。
教室でボーッとする私に
声をかけてきたのは、
私の親友の綺架。
『梦!!ビックニュース!! どうしたの?ボーッとして…』
『えっ?!あっ‥うん。ちょっとね…夢の事を考えてたの』
『夢??どんな??』
『あの……それは。
ってか、綺ちゃんビックニュースって何?』
『あっ!あのね
転校生がやって来るんだって、それも2人!!』
『それのどこがビックニュースなの??この学校に転校生なんてそんなビックニュースじゃないでしょ??』
『ただの転校生じゃないからビックニュースなの!』
『どういう意味なの?』
『1人は、闇の王って噂で…もう1人はその従者なんだって。』
『闇の王!?』
『うん‥』