年下だっていいじゃない!
 「悠斗君が待ってるんだから早く準備しなさいよー?」

 「分かってる!」

 朝食はヨーグルトだけと簡単に済ませ、身だしなみを整える。

 「こんなもんかな」

 洗面所の鏡の前で身だしなみチェック。
 
 「後は・・うん、オッケー」

 お母さんからお弁当を受け取り「いってきまーす」と言ってから家を出る。

 玄関外では悠斗が壁によりかかって立っていた。

 「準備もういいの?」

 「うん、ごめんね?待たせちゃって」
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