年下だっていいじゃない!

◆素直になれない side悠斗

 あ~もう、俺って・・・。

 心の中で大反省中。

 小学校の頃まではあまり意識することなく、普通に接することが出来たのに。

 久々に会ったらやっぱり意識しちまって全然普通に出来ない。

 というか思ってもないこと言い過ぎた・・・。

 「悠斗?早くしないと遅れるよ?」

 「お、おう」

 紬の声を聞くだけでドキッとする。

 俺って紬のこと好きすぎだろ・・。

 「あー、もうっ。このままじゃ遅れちゃうよっ!」
 
 紬は俺の横を通り過ぎて、走っていく。
 
 











 

 

 

 



< 16 / 57 >

この作品をシェア

pagetop