年下だっていいじゃない!
 俺は紬達と飯が食べたいのに。ついてくんなよ・・。

 「乃亜、行っちゃダメ・・・?」

 ついには泣きそうな表情になる。

 クラスの男子が俺を責めるような視線で見つめてくる。

 あぁ!もうなんなんだよ!

 「分かったよ。一緒に食おーぜ」

 「うんっ」

 さっきの泣きそうなのはなんだったのか。

 満面の笑みを浮かべる乃亜。

 女ってのはよく分かんねーな。

 「んじゃ屋上にいこ♪」
 
 「・・・あぁ」
 
 
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