アイシング、マイラブソング
【2―1】焼きそばパンの約束
千架と再会した翌日。
時はすでに学校のランチタイム。
「おっ、焼きそばパン♪」
「バカ、やめろっ」
幼なじみで親友の祥が、
僕の昼ゴハンを奪おうとするので急いで引っ込めた。
食べざかりだらけのこの世界、
無防備に食べ物を机の上に置いておくのはカナリ危険な行為である。
無くなってしまっても自業自得なのだ。
ちなみに焼きそばパンは四時間目終了と同時に無くなってしまうと言われている人気ナンバーワン商品。
この日はそれが買えた。
良いことは続くものだ。
「おまえツイてるよ。藤堂の連絡先に続いて焼きそばパンまで」
「同レベルみたいに言うなよ…」
「じゃあレベル弱のそれちょうだい!」
「それとこれとは話が違うだろ!」
ピシッと祥の手の甲を払い、やっとのことで一口目を食べた。
時はすでに学校のランチタイム。
「おっ、焼きそばパン♪」
「バカ、やめろっ」
幼なじみで親友の祥が、
僕の昼ゴハンを奪おうとするので急いで引っ込めた。
食べざかりだらけのこの世界、
無防備に食べ物を机の上に置いておくのはカナリ危険な行為である。
無くなってしまっても自業自得なのだ。
ちなみに焼きそばパンは四時間目終了と同時に無くなってしまうと言われている人気ナンバーワン商品。
この日はそれが買えた。
良いことは続くものだ。
「おまえツイてるよ。藤堂の連絡先に続いて焼きそばパンまで」
「同レベルみたいに言うなよ…」
「じゃあレベル弱のそれちょうだい!」
「それとこれとは話が違うだろ!」
ピシッと祥の手の甲を払い、やっとのことで一口目を食べた。