特別な恋の授業~先生とあたし~


この時間が止まればいいのに…。


二人だけの空間が永遠になればいい。


そんなの無理だってわかってるのに、考えてしまう。


「じゃあ、ここの問題解いてみろ。」

「はい。」


前から聞こえてくる欠伸。


顔を上げると、先生が大きな欠伸をしている。


「ん?もう解けないのか?」


< 119 / 302 >

この作品をシェア

pagetop