特別な恋の授業~先生とあたし~

*甘いコーヒー*



――次の日


今は、またまた数学の時間。


しっかり聞くようにしているが、あとちょっとで夢の世界へ行ってしまいそう…。


自分の手をつねったり、叩いたりして、なんとか眠らずにすんだ。


よかった。


ホントに。


「ハル。」

「あっ、佳奈。」

「ちょっと、今いい?」


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