特別な恋の授業~先生とあたし~


早いだろ…。


俺は生徒に問題を解かせている間、山田に近づいた。


そして、教科書で頭を叩いた。


――バシッ


「痛っ!」

「起きろ。」

「先生~。痛いですよ…。」


――ドキッ


顔を上げた山田を見て、俺は一瞬思考が停止した。


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