不器用な君と不機嫌な私
キョンのことを好きだと気付いたのは、小学4年生のとき。
幼稚園のことなんて、よく覚えてないけど
小学生のころ
よくいろんなひとに
言われてた
京介くんと郁ちゃんは
お似合いね
って。
お似合いの意味がよくわからなくて、ただただ笑っていたけど
キョンの隣にいると、すごく楽しくて
落ち着くし
だから家族みたいだなって思ってた。
でも、ある日女の子が
キョンに告白して
そのとき、すごく嫌な気持ちになったのを今でも覚えてる。
ダメ、取っちゃダメって。
それをママにいったら
やきもちね、なんて言われたんだっけ。