不器用な君と不機嫌な私


私はあの日、先生のことが好きで


一緒に行けることをすごく楽しみにしていたっけ。



そして郁と仲本が付き合ってるいるのかと勘違いしたりして。



なんだか懐かしいな


去年は本当にいろんなことがあって。


たくさん泣いて、たくさん笑った。


本当にかけがえのない日々を送っていたのだなと思う。



そして結局わたしは、仲本になにも言えないままでいる。



ほんとはわかってる



自分の気持ちが、どういうものなのか。

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