不器用な君と不機嫌な私
記憶と疑問
「あのね、あたし…仲本くんのことが…その、
好き、なんだけど…
」
「うん」
「えっとだから、…よかったら、付き合ってくださいっ…!!」
そう言って頭を下げる
小さな女の子。
俺のなにを知って、好きになって、
告白しようと思ったんだろう
「あのさ、俺
君の名前も何も知らないんだけど」
自分のことを何も知らない奴に
告白なんて、どうしてできるんだろう
いつも、聞くのは
これから知ってほしい。
そればっかりで
でもそんなのって押し付けだ。
「だ、だけど!
あたしは仲本くんのことしってるし、それに」
「俺の何を?
悪いけど、付き合えないよ。
ごめんね」
好き、なんだけど…
」
「うん」
「えっとだから、…よかったら、付き合ってくださいっ…!!」
そう言って頭を下げる
小さな女の子。
俺のなにを知って、好きになって、
告白しようと思ったんだろう
「あのさ、俺
君の名前も何も知らないんだけど」
自分のことを何も知らない奴に
告白なんて、どうしてできるんだろう
いつも、聞くのは
これから知ってほしい。
そればっかりで
でもそんなのって押し付けだ。
「だ、だけど!
あたしは仲本くんのことしってるし、それに」
「俺の何を?
悪いけど、付き合えないよ。
ごめんね」