‐へタレ勇者と仲間達‐


スティールさんがいないいいいいいいい!?


「あの、デウスさん!!!スティールさんがいないですけど!!!」

「スティール??あいつならあそこで花と戯れてるよ。」

草が生い茂ってるところに目をやると、スティールさんがしゃがんでいた。


「お花さん、お花さんあなたはどうしてそんなに綺麗なの~♪」

「何してるんですか。」

アリアはおもっきりスティールをしばいた。


「痛いー!!!頭がぐるぐるするでしょ!!」

「はいはい、そーですね。」


お荷物が多すぎる…………。


少し休憩をして再び歩き出した。


最初のびびりポイント『サタンの墓』についた。


辺りには墓が沢山あった。

というか墓しかない。

冷たい湿った空気が漂っていた。

「なにこれー…。絶対何かでるよ……。もう駄目だ…。」

「黙れカス…。頭ぶちぬくぞ…。」

「さーせん…。」

ジョイスさん怖すぎる…。
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