‐へタレ勇者と仲間達‐
「ここは墓の迷路みたいになってるんだ。はぐれたらヤバいからな。」
「俺やっぱダメ!!!休憩しよ!ねっ?ねっ!?」
「しょうがねーなぁ……。」
勇者は比較的綺麗な墓の上に座った。
ビビりを連れていくのは時間がいくらあってもなかなか進まないですね………。
デウスはバイスに聞いた。
「なぁ、後どんくらいでここ抜けれるんだ?」
「……………………。」
「おい、聞いてんのか?」
「デウス……肩………。」
「ん?肩がどうした?」
と言って肩を見てみた。
骨の手が置いてある。
「アハハハ!なんだただの骨の手じゃないか!!………………骨の手?」
すると生きた骸骨が襲って来た。
『オマエノイノチヲヨコセ!』
「ぎゃああああああ!!!俺まだ死にたくないいいいいい!!!助けてええ!!……………………お前ら!!先ににげてんじゃねええ!!!」
バイス、ジョイス、スティール、アリアは500mぐらい離れたところからデウスの様子を見ていた。
「俺、あれにかかわりたくない。」
「私もです。」
「なぁ、デウスごと撃っていいか??」
「骨が動いてるねっ♪」