‐へタレ勇者と仲間達‐
目をつぶってやられるのを待った。
しかし、何も起こらない。
………あ、あれ???
何も起こらない????
恐る恐る目を開けてみると、
デウスさんがいた。
寝てたはずのデウスさんがいた。
「大丈夫か!!!!この貸しは高いかな!!!もう眠いわぁ。」
デウスさんは剣を大きく振り回し蛇の首を切った。
す、すごい………!!!!
あんなにすばやく動いているデウスさんはじめてみた……!!!
「ちょっ!?驚くことそこ!?」
「なんで人の心勝手によんでるんですか!!!!」
「うぅ……。」
「ジョイスさん大丈夫ですか????」
「ああ……。ん?蛇が倒されてる……。凄いなお前!!よくやったよ、アリア!!」
「やったの俺だからあああ!!!!」
「嘘付け…。」
「なんでそうなるのおおおおおおおお!!!!!」