‐へタレ勇者と仲間達‐
「私は何処でもいいよー!皆についていくよー!」
あー、なんて扱いやすいんだろう。スティールさんは。
急にバイスが土下座した。
「頼む!!俺の昔からの夢かなえさしてくれよ!」
「夢?なんですか、それ?」
「俺が小さいころ、道端に落ちてた宝の地図だ。」
「道端なんだ。しかも落ちてたんだ。」
「そーかそーか!!!お前にもそう言う男のロマンがあったのか!……うん、俺決めた!お前の夢をかなえよう!!!」
「道端に落ちてた物の何処にロマンを感じるんですかね………。」
こうして、デウス達の目的は一旦宝探しになった。