broken、robot。
『はあ…。』

「どうしたの、溜息なんかついて。」

『沙恵って、変だよね。』

「あんたの方が変よ。」

『そうだよねえ。』


「…つまんない、この会話。」

『うぅ…。』

「おばさんの前でこんな会話しちゃダメだからね!もっとイチャつかないと。」

『鼻血でたら、ごめん。』

「はあ?」

『だって沙恵、今日ろしゅちゅど高いもん…///』

「噛まないでよ!余計変態じゃない。」

『じゃあさ、せめてなんか羽織ってちょーだい。』

「あつい。」

『じゃあ、俺がん見しちゃうよ?』

「してれば?」

『じゃなくて!ほ、他の人に見て欲しく無いの!今日は、彼氏なんだから!』

「…はいはい。

じゃあ、
後一時間したら家出るから。」

『う、うん!』

「留亜が、彼氏か…」

『どうしたの?嫌になった?』

そんな涙ためて言わないでよ。

「好き。」

『!へっ?!』

「今日だけ、好き。」

『なんだあ。』

「…クスッじゃあ、カーディガン持ってくるから。」

『沙恵、俺はいつでも、いつまでも好きだよ。』

「…そう。」

苦しい。
私もあなたが好き。
本当は苦しいくらいに留亜が好き。
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