女装白雪姫
リオン王子がそう言ったとき白雪姫は少し微笑んだように見えた。









白雪姫「ん…。」


白雪姫が目を覚ますと
リオン王子は手を握ったままベッドに顔をうずめるようにして眠っていた。


いつもなら振り払っていたであろうその手を
白雪姫はキュッと握りしめた。


白雪姫(ナレーションさん…。
私……)

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