君と私の物語 【短編集】
雨
あー。
何で6限目に数学なだろう...?
しかも5限目体育って...
寝ちゃうに決まってるじゃん!
あ、雨降ってる
ザーザー降りだなー
----キーンコーンカーンコーン
よし!
やっと授業も終わった!
「まさー!
かーえーろー!」
「はぁぁぁぁぁ」
雅が明思いっきりため息しているが
こういう時はムシが一番☆
「ほらー!
早く帰ってゲームしよーよ!」
「あぁ...」
明らかに元気が無いけど
こういう時もムシ!
「あーめあーめふーれふーれ
かーあさーんがー♪」
「うがぁぁぁぁぁ!
その歌ヤメロ!」
急に雅が大きな声を出して叫びだす。
普通の人はビックリするだろうけど...
「雅、雨嫌いだもんねぇ!」
私は分かってやっててやってるから
いつかは雅が叫びだす事は分かっていた。
「知ってんなら歌うな!」
「いいじゃん
雨の日ぐらいにしか歌えないんだし」
私は笑いそうなのを必死に堪える
「ほらすでにお前半笑いじゃねぇか!」
「べ...別にそんな事ないし...」
と言いながらも
思いっきり笑いそうだ!
「あー!
雨の日は私好きだなー!」
笑いを堪える様に
私は嫌味ったらしく
曇天を見上げ叫んだ。
*****雨*****
(早く家に帰りてぇ...)
(帰ったらゲームしよー!)
(俺は雨の音が聞こえないように
ヘッドフォンしながらしよ...)
2011/09/29
何で6限目に数学なだろう...?
しかも5限目体育って...
寝ちゃうに決まってるじゃん!
あ、雨降ってる
ザーザー降りだなー
----キーンコーンカーンコーン
よし!
やっと授業も終わった!
「まさー!
かーえーろー!」
「はぁぁぁぁぁ」
雅が明思いっきりため息しているが
こういう時はムシが一番☆
「ほらー!
早く帰ってゲームしよーよ!」
「あぁ...」
明らかに元気が無いけど
こういう時もムシ!
「あーめあーめふーれふーれ
かーあさーんがー♪」
「うがぁぁぁぁぁ!
その歌ヤメロ!」
急に雅が大きな声を出して叫びだす。
普通の人はビックリするだろうけど...
「雅、雨嫌いだもんねぇ!」
私は分かってやっててやってるから
いつかは雅が叫びだす事は分かっていた。
「知ってんなら歌うな!」
「いいじゃん
雨の日ぐらいにしか歌えないんだし」
私は笑いそうなのを必死に堪える
「ほらすでにお前半笑いじゃねぇか!」
「べ...別にそんな事ないし...」
と言いながらも
思いっきり笑いそうだ!
「あー!
雨の日は私好きだなー!」
笑いを堪える様に
私は嫌味ったらしく
曇天を見上げ叫んだ。
*****雨*****
(早く家に帰りてぇ...)
(帰ったらゲームしよー!)
(俺は雨の音が聞こえないように
ヘッドフォンしながらしよ...)
2011/09/29