スキ、スキ?
ちょこーと調子に乗ったあたしは、勢い任せに小川くんに告白。
一世一代の大勝負で、ものすごく緊張して、いつも1人で帰って行く小川くんを引き止めて・・・。
「あ、あの、小川くん!」
「ん?」
ふ、不覚にも今のでキュンときてしまった!
って、違う!
今は告白の時。
「そ、の、好き、なんだけど、小川くんのこと」
い、言ってしまった!
ついに言ってしまったぞ、晴!
「そうなんだ、で?」
・・・・・で?
で、ですか!?
「え、っとその、付き合ってください!」
ギュッと目をつぶって何秒経ったのか。