スキ、スキ?
「う、うん!」
小川くんと初めて手を繋いだ。
小川くんの手は温かくて、あたしの手を包み込んでくれた。
「晴、って呼んでいいか?」
「う、うん!」
は、晴!
小川くんがあたしの事を晴って呼ぶなんて・・超夢みたいなんだけど?
「俺の事、綾でいいから」
「りょ、綾・・くん、」
あたしがそう言うと綾くんはフッと笑った。
「まぁ、綾くんでもいいか?」
その顔、その顔にキュンときてしまいました。
あたし、今きっと世界一で幸せなgirlだろう。