【完】チーズ男とあたりめ女
酔いが回って来たのか、私は翔さんにやりたい放題。
瓶が空っぽになり、ジュンさんにもう1本、頼んだ。
「兄貴が惚れたのはどこだー?」
「それはこの美貌でしょ(笑)」
「酔ったら自惚れ入るんだ?(笑)」
「翔さん、ホスト失格!ホストはおだててチップ貰う仕事でしょ?」
「ここはスナックか!」
「イヒヒ(笑)」
気分は最骨頂。
悠さんにハグされたくなった。
ギュッと。
「私、初恋の人と付き合って結婚とか、“テレビの見過ぎ!”って、どこか思ってたんです。
でも、私は今は信じます。悠さんが初恋なんですから!(笑)」
いきなり神妙な顔付きで本音をぶちまけた私に、翔さんは相槌を打って、ちゃんと聞いてくれる。
瓶が空っぽになり、ジュンさんにもう1本、頼んだ。
「兄貴が惚れたのはどこだー?」
「それはこの美貌でしょ(笑)」
「酔ったら自惚れ入るんだ?(笑)」
「翔さん、ホスト失格!ホストはおだててチップ貰う仕事でしょ?」
「ここはスナックか!」
「イヒヒ(笑)」
気分は最骨頂。
悠さんにハグされたくなった。
ギュッと。
「私、初恋の人と付き合って結婚とか、“テレビの見過ぎ!”って、どこか思ってたんです。
でも、私は今は信じます。悠さんが初恋なんですから!(笑)」
いきなり神妙な顔付きで本音をぶちまけた私に、翔さんは相槌を打って、ちゃんと聞いてくれる。