【完】チーズ男とあたりめ女



お店に着くと、8人掛けの席に案内された。

どこに座るか迷ってると、悠に引っ張られ、片側に私たちと、蘭と守さんが座った。



「もー、男女別れて座ろうぜ!」



翔さんが守さんを無理矢理、引っ張ると、蘭が「ダメだよ!」と、止めた。



「翔!今から帰るまで、お前は俺の彼女!それなら寂しくないだろ?」



「…嫌だ;;嫌だー!;;」



聖さんの提案に、翔さんは守さんの背中に隠れた。



「俺の彼女は凄い事なのに、何を言ってんだよ」



聖さんは翔さんの首に腕を締めながら、隣に座らせる。
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