【完】チーズ男とあたりめ女
「泊まりました(笑)」



悠を挑発するように、智が私の肩に手を回した。



「…翔。保釈金、用意しとけ」



「あわわ!;;」



私は慌てて、悠を押さえた。

悠は「一発だけだ」と、私を退かそうとする。



「兄貴…ヤキモチ止めなさい」



「……」



「添い寝で妬かれたら、抱き締めた俺は処刑だろ?だからストップ」



「そうだよ!翔さんが先!」



「海ちゃん、そうじゃないでしょ!;;(笑)」



翔さんと智は、逃げるようにコンビニに入って行く。

2人を追い掛けようとする悠。
< 250 / 504 >

この作品をシェア

pagetop