【完】チーズ男とあたりめ女
「お…私が女になれんのかよ…」



「自分から行動に出ようとしたんだよ?大丈夫だって」



「海は何の保証があって言ってんだよ」



…わかんない。

私もわかんないよ。(笑)

舌を出して笑った私に、ゆっちんは呆れたように私を見た。

私はストローを銜えながら、窓の外を見た。

冬の青々とした空が綺麗。

…春になったら、日向ぼっこしたいなぁ。

って、悠の実家の庭で、車の教習か。

あ、蘭と休憩時間にすれば良いかな。



「何をニヤけてんだよ;;」



「う…別に;;」



顔に出てたかぁ;;
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