【完】チーズ男とあたりめ女
「そうだ。今度、しょー兄の彼女に会わせてよ!」
「あ、私も見たいかも!」
「ね!見たいよね!」
蘭の提案に私が頷くと、翔さんは守さんに賛同を求めながら、「あいつは人前に出るタイプじゃない」と言う。
「けど、お義母さんの会社を継いだら、テレビに映るんじゃないんですか?私も映ったし」
「智佳子はないな。何せ;;」
「ん?」
「しょー兄、歯切れが悪いよ」
「智佳子は警視総監の娘だから、おじさんが引退して、世間から名前が消えない限り、顔出しは一切、出来ない約束なんだ」
「……」
…凄い人が彼女だ…;;
「あ、私も見たいかも!」
「ね!見たいよね!」
蘭の提案に私が頷くと、翔さんは守さんに賛同を求めながら、「あいつは人前に出るタイプじゃない」と言う。
「けど、お義母さんの会社を継いだら、テレビに映るんじゃないんですか?私も映ったし」
「智佳子はないな。何せ;;」
「ん?」
「しょー兄、歯切れが悪いよ」
「智佳子は警視総監の娘だから、おじさんが引退して、世間から名前が消えない限り、顔出しは一切、出来ない約束なんだ」
「……」
…凄い人が彼女だ…;;