《短》sugar-甘すぎるんだよ!-
甘い



何か調子いい…
いや、いつも通りか?

変態が約一名(笑)

変態ってのは失礼か
ああ見えて彼氏だし

まぁ、あんな奴を
好きになったあたしも
どうかしてるぜ(笑)

「相変わらず変な顔だな」
『あんたもね』
「俺は365日24時間
 イケメンだから」
『意味分かんないし』
「お子様には分からなくて
 いいんですよー」


何気、ムカつく…

何でかって?
無駄にかっこいいから。

『お子様じゃないし!』
「朝起きれなくて遅刻
 ギリギリのくせに?」

また嫌味言ったな…?

とか言いつつもさ、毎朝
起こしにきてくれるの。
この人がね―…?

まぁ、そんなのいっか。

「何ぼーっとしてんの?
 屋上行くよ?」
『あー、うん。
 よっこいしょっと…』
「年寄りかよ(笑)!」
『いいから手貸してよ』
「しょうがねぇなー…」

やっぱさ、こういう所が
イケてる部分だよね。

いつもの様にあたし達は
屋上へ向かった。

『今日はハンバーグに
 チーズ入れてみた!』
「お!マジ?」
『あげない(笑)』
「なんだよ、それ」
『だってあたしが
 作ったんだもん』

ハンバーグに嫉妬してる
あたしも馬鹿だけどね。

「あっそ、んなら…」
『ん…』
「…だめ?」

なんすか、今の。
とりあえず整理しよう!

変た…、雅の顔が近づいてきた
と思えば、口を…塞がれちゃい
ハンバーグを見事に奪われた。

それに、あの潤んだ目で
“だめ?”って聞かれて
断る理由ないだろうが!

『…いいよ』
「お礼♪」
『んんっ…』
「目とろーんとしてるよ?」
『なっ…!…』
「またしようね?」
『誰がするかっ!』
「口の中、甘いしょ?」

―…あぁ、確かに。

『何したのさ?』
「さっきまで舐めてた
 飴の味(笑)」
『甘すぎるんだよ!』

とか言いつつも、
やっぱ嫌いになれない。

ずっと離さないで、
って思っちゃうんだよね
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