もう1度出会いたい
「沙羅」そう呼ばれて振り返ったら、芹がいた。

「何か用ですか?」冷たくいった。冷静さを装った。

「昨日の男彼氏か?公園でのあれ。」芹が言った。

「え?知らないし。つか関係ないじゃん」

「だよなー。俺の彼女でもあるまいのに関係ないか?心配で追いかけたのもきずかねぇもんな?お前ってマジで不細工だよな?近寄るなよ?マジ寒気する」

このとき、芹の一言がトラウマになったんだ。

あの男の人っていったい誰だったんやろ?
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