もう1度出会いたい
次の日ビン底はビン底じゃなくなった。

「眼鏡はずしてコンタクトにしたけど?」

「え?本気にしたんビン底・・」

「龍二くぅ~ん」

クラスの、桜井 伊吹 さんだ。

カッコイイ男の子には敏感だからなぁ。

「何か??」龍二は冷たくいった。

「えぇ?なんであんな眼鏡してたのぉ??」甘い声。ゾクゾクする。

「別関係なくね?てか沙羅ー。」興味ないのかな?

「んー?」そう答える私を伊吹さんが睨んでた。

明莉が「沙羅ー。矢吹ー。」そう叫びながらこっちに来た。

「どした?」そう聞くと、「伊吹・・怖いよ?」

「伊吹?誰や?」龍二知らないのか?

「さっき話しかけてきた子。」横からそっと呟いた。

「は?なんで怖いん?」龍二は明莉に怒鳴る。

「龍二。明莉に怒鳴るなー」そういうと明莉は

「矢吹焦りすぎ。伊吹はたぶん龍二のこと気に入ってるから。んで沙羅と龍二仲いいから嫉妬してんだよ」龍二の顔が強張るのがわかった。

「沙羅と明莉ここいて?」

そういい残して去っていった。




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