もう1度出会いたい
翌日。

今日もいつもと同じように芹と登校をしてた。

けど1つだけ違ったよね?

交差点で手を繋いで信号待ってたとき、

「芹?」女の人の声。

芹は振り向いた瞬間私の手を離した。

「え?」つい言葉にしてしまった。

「華?」表情が固まってる芹に構わずその人は、

「やっぱ?芹変わってないもん!相変わらずやね?その子彼女?」

「あー・・うん。つかそんだけ?行くよ?」

「あっ。うん。止めてごめんね?じゃあまたね?」

「またもなにももうあわねぇよ。じゃーな」

芹はそのまま何も言わず早足で歩いた。

「せーっちゃん」2度目くらいで、芹が振り向いた。

「あー。ごめん」そういって芹は私の手を引いて歩き出した。

「せっちゃん?誰なん?話しなくてよかったん?」

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