激甘学園寮生活～男子校に女子１人派遣!？～

「何？」




俺は何も持ってないとでも言いたいのか。




「ちょっと変態!なんか奢りなさいよ!!」




「はっ？!なんでお…」




何て言わせるわけもなく、




「それを言わせるわけ？じゃぁ言うけど…みんなに何も話さずしんぱ…」




「あぁーもうわかったわかった。」




きっと気恥ずかしんだろう。私の言葉を制した変態は軽く頭を掻いて私から目線を外して小さく呟く。




「んとに…色気もくそもねぇな。さっきはあんな…」




「ん？さっき？何々？ねぇねぇ!」




近くにいたはずの楓が麗に顔を近づけて興味津々で聞く。




「ん？聞きたい？」




もう…それはそれは艶っぽく、嬉しそうに、ニヤリと笑って…ヤツが呟いた。