激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「隙あり♪」
え?
振り返った時には遅くて…
真っ赤に染まる私の頬。
「なっ何するんですかっ!!?」
捲られたスカートを必死で押さえた。
「赤くなっちゃって可愛い~。」
なんて言ってる目の前に立つ3人の男たち。
私…やっぱり来る所間違えた。
「久々の女の子だから興奮しちゃった~。」
そう言ってあたしのオヘソくらいまである長いストレートの黒髪を指に巻きつける。
き…気持ち悪い。
なんなのこの人たち!!
「君が噂の華女学園の女の子?」
華女学園【はなめがくえん】
そう。私の本当の居場所はそこだったのに。
「しかもちょー美人!!たしか2年だよなぁ。ちょー大人っぽいし!!」
「なぁんかいぃ匂いするし」
髪を鼻に近づけて幸せそうに微笑むその男から髪を引っ張って手から離す
「止めてください」
ぐっと拳を握りしめてやっと出たのがこの言葉
「ちょー可愛い。なんかビクビクしてるところ見ると余計燃える~」