激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
ゆっくりそのまま後退りして行く克先生。
やっと前向いたと思ったらまた振り返って
「寝んなよ。」
人差し指を向けて念を押してくる。
「は…はい。」
二回目にされた時は若干イラっとしてはいはい。って答えておいた。
それを見た楓はやれやれって顔してふぅ~って息を吐いた。
後ろの勇吹はバッカじゃねぇのとでも言いたそうな顔して突っ伏した。
ちょいちょい!!
勇吹だって寝てんじゃんっ!!
なんで私だけ…
一番後ろの窓際だからって!!
あたしだって斜め前で全然変わんないのに…
ぱっと横を見ると口に手を当てて笑う金髪野郎。