激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
2人を見てると自然と笑みがこぼれた。
「へぇー。そんな風に笑うんだ。ずっとそうしてればいいのに。」
ふっと笑った金髪野郎は何てことない顔してそんなことを言う。
楓くんと律くんも目を丸くしてだよね~。笑ってるほうが可愛い。なんて言って盛り上がっていた。
金髪野郎は欠伸をすると勝手にベッドに寝始めた。
おいおい…まだ出会って2日目とは思えないんですが…
変な会話で盛り上がって気まずい私は目を逸らした先にいた無愛想男とガッツリ目が合った。
無愛想男がソファーに座ってテレビのリモコン操作をした時だった。
ガッツリ目が合ったというのに何の反応もせず、冷めた目で流すとテレビを見始めた。