激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
あの黒髪女が来る前から
人のこと興味ない俺でもその噂は聞いていた。
“愛籠に超美人の黒髪少女が来る”
バカじゃねぇのなんて思ってたけど、今目の前で美味しそうに学食を食ってるこの女がそいつらしい。
人に興味を持つような俺じゃないけど
目の前のコイツは見ていてほんと飽きない。
大盛の焼きそばを食べながら生き返った~。なんて言ってる。
そこにパックの牛乳を飲みながらやって来た麗が
座る瞬間大食い女の脇をやらしく触ってその隣に座った。
案の定ビクっとなった大食い女は楽しむように笑う麗を睨んでる。
「やめてください。」
わざとらしく言って焼きそばを口に運ぶ大食い女にふっと笑って、顔を近づけてる麗。
「なんでいきなり敬語なの?ていうかそんなに食えんの?」
笑いながら聞く麗に目もやらず、食べ続けている。