激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「元気にしてた~?」
どこまでも甘い声で変態の髪を撫でながら聞いている大人な女性。
なんか…綺麗な人だなぁ。
って!そんなこと言ってる場合じよないし!
「うん。そこそこね。恵利は?」
「あたし?あたしは元気よぉ~。」
恵利って!呼び捨て…
「あのね…今日は麗に話があって来たんだけど、来てくれる?」
そう言った恵利と呼ばれる女性に優しい笑顔を向けて
「いぃよ。わりぃちょっと言ってくる。」
そう言ってみんなに謝ると私に目を向けて頭を撫でて「またなっ」って行ってしまった。
何今の。
変態が一瞬真剣な顔してた。
あんな優しい大人みたいな笑顔…
調子狂うじゃんバカ。