激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「まず、さっき麗が恵利って呼んでたのはあいつの母さん。」
「あぁそうなんだお母さんね…」
お母…さん…おかぁぁぁさんっ!?
「うそでしょっ!?あれがお母さん!?」
「おい。この状況で冗談言うと思うか?バカ女。」
「すっ…いません。」
身を乗り出した私は大人しくソファーに座り直した。
「あの人はさ…恵利さんは、19の時あいつを1人で産んだんだ。
そんで元々金持ちだった恵利さんの家のおかげで今まで金で困ったことはねかったんだけど。
だけど、元々こう…恵利さんが恋多き女っていうか…
麗の事は可愛いらしいけど母親らしい事1つもしてなくって、男のところばっか行って
だからいつも同居してたじいちゃんとばあちゃんが面倒見てくれてたらしい。
今は恵利さんが会社継いで、めちゃくちゃ金持ちだけど…
結婚もせず、付き合ったら別れての繰り返しで…
時々あぁやって突然現れるんだ。
まぁ都合のいぃ時だけ会いにくるんだよ。