激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「ちょっ…ちょっと!なんで莉緒が泣いてんの!?俺なんかした?」
それに気づいた麗が体を離して顔を覗き込んで来る。
流れる涙を優しく拭ってくれて
「ごめん…私…何もしてあげられくて。」
涙を拭いながらこたえた。
「何言ってんの?抱きしめてくれたじゃん。それだけで十分。」
そう言って頭をポンポンと撫でた。
「ごめん。泣くつもりじゃなかったのに…」
辛いのは麗の方なのに私が泣くなんておかしい。
「俺のための涙だろ?謝んないでよ。」
そう言って笑ってた。
だけど少し元気が出たのかいつもの変態に戻っている気がする