激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「あの子はそういうんじゃないよ。今までに出会った子とは違う。なんかそのと……ゃ、なんでもない。」
口にでかかった声を飲み込んだ。
何言おうとしてたんだ俺。
「ふ~ん。女の子とは遊びだけだって言ってた麗がね…」
なんてニヤりと笑う。
なんだよ。
「でもいぃ?女の子を泣かすと自分が泣くことになるわよ?…二股も!!絶対ダメだからね?」
「わかってるよ。」
「それからね?私、今の彼とアメリカで暮らすことにしたの。今日は一応それを伝えておこうと思ってね?」
また…
俺から離れてく。
約束はまた果たされなかった。
これからも永遠に…
そうなのかもしれない。
「だけどまた麗がいぃ男になっててよかった!さすが私の息子よね?」