激甘学園寮生活~男子校に女子1人派遣!?~
「あっ!すぐる~!!来てたの?」
「えっ?」
なんなの?なになに?
なんでそんなフレンドリーなの?
こういうの普通なの?
「って!!ちょいちょい!!その美人ちゃん誰?」
そう言った女の子のような可愛い顔をした栗色の髪をした男の子。
「本郷莉緒さん。前に言ってた華女学園の生徒さんだ。1年間このクラスで過ごす。頼むぞ?」
クラス全員に投げかけた先生。
その頃にはみんなあたしに目線を向ける。
「ねぇねぇ麗!!ちょ~美人なんだけど~」
さっきの可愛い男の子が後ろを向いて突っ伏している金髪頭に話しかけている。
「何が…?楓【かえで】うるさい。」
突っ伏している金髪がそのままうっとうしそうに返している。