子供のあたしと大人のあなた
「じゃあ…」
あたしは、目に溜まった涙をこらえて星哉に問いかけた…
「我が儘言っても嫌いになんない??…我が儘言ってもうざがらない??……我が儘言っても好きでいてくれる??」
星哉の回答次第で、あたし凄い我が儘になっちゃうかもしれない…
星哉次第で、あたし凄い星哉に甘えちゃうかもしれない…
『当たり前だろ??てか、俺的には…すっげぇ我が儘言って欲しんだけど…』
「ありがと…」
『おう!!』
一気にあたし達の距離は縮まったと思う…
昨日まででは、ありえない程の会話をして…笑いあってる…