子供のあたしと大人のあなた


部屋に着いてからも、優は遠慮ぎみだった…

座っていいっていっても、遠慮がちに座るし

何が飲みたいと聞いても、お構いなくとか…


優はソファーに座ってからずっと下向いてるし…


「優…」

「ん、何??」


名前呼んでも下向いてる


「そんな緊張しなくても…大丈夫だよ…??」

「き、き、緊張なんて…してないよ…!!!」


そう言って、優は出したお茶を飲みだした…


「ねぇ…」

「は、はい!?」


そんな緊張しなくてもいいのになぁ…

可愛いやつだな、


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