怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
俺の住むマンションの5階から、俺は一気に外に飛び出した。
そして下にある家の屋根にヒラリと降り立つ。
そ。俺がフツーじゃないのはこの身体能力。
7年前、ある事件をきっかけになぜかこの体になっていた。
まぁ、損な能力じゃねえし別にいいんだけど♪
そんなことを考えつつ、俺はリダイヤルをする
『もしもし?
あと7分34秒だけど?』
「それはもういいから!!
教室の後ろから2番目の窓、開けといて!!」
『開けといて?』
バカにしたようにいう電話の相手
~~っっ!!腹立つ!!
「開けといてください!!」
投げやりにそう言うと俺は一方的に電話を切った。