怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
『これは……っ』
戦場にいって、俺は愕然とした
こんなの……違うっ!!
これじゃぁ、まるで変わらない……
悪魔としてることとなにも変わらないっ!!
『どうした、坊主。怖気づいたか』
『!!』
『相手は何の能力も持たない市民
こんなんで怖がってるようじゃ、そこらのガキと砂遊びでもしとけ』
知らないおっさんにそれを言われたとき、無性に腹が立った
俺のことをどうこう言おうとかまわねぇ……
ただ……国を守るはずのバリスが、国を支えてくれる市民をこんな簡単に殺さなくちゃいけない……
殺す必要なんて無いのに!!
なんで!!なんで殺しあわなくちゃいけないんだよ!!
なんで俺は、こんな命令にしたがってんだよ!!
俺がしていることは、あの時と何も変わっていない……
そんなの、絶対に認めない!!