怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$


『これは……っ』









戦場にいって、俺は愕然とした

こんなの……違うっ!!
これじゃぁ、まるで変わらない……




悪魔としてることとなにも変わらないっ!!






『どうした、坊主。怖気づいたか』

『!!』


『相手は何の能力も持たない市民
こんなんで怖がってるようじゃ、そこらのガキと砂遊びでもしとけ』




知らないおっさんにそれを言われたとき、無性に腹が立った

俺のことをどうこう言おうとかまわねぇ……






ただ……国を守るはずのバリスが、国を支えてくれる市民をこんな簡単に殺さなくちゃいけない……


殺す必要なんて無いのに!!

なんで!!なんで殺しあわなくちゃいけないんだよ!!




なんで俺は、こんな命令にしたがってんだよ!!






俺がしていることは、あの時と何も変わっていない……

















































そんなの、絶対に認めない!!


< 107 / 467 >

この作品をシェア

pagetop