怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$


『なんであんな技をお前が知ってんだよ!!』


『……自分で調べた』



俺は今まで使ったことのない技を使ったあげく、力の使いすぎでぶっ倒れた

そして今はベッドの上。



『へぇ~?ほぉ~?』


親係兼教官の平太の怒りは凄まじかった


『って勝手に技を使うなーーっっ!!

成功したからまだよかったものの、もし失敗したらお前だけじゃなく、戦場にいた全員が死んでたかも知れないんだぞ!!』


『わかってる!!
だけど……普通の能力も持たない人たちが殺されていくのはみてられなかった!!』


『藤丸……っ』


『俺は、国のために忠実に指名を果たせばいいと思ってた……
でもそれは違う……
俺たちがしなくちゃいけないのは国を危険から守ることだ!!

国の1部である人たちを殺すことじゃない!!』





シン、とした病院で、俺の声だけが病室に響いた


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