怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
『そういや、じいさんからお前に手紙を預かってた』
『南次郎さんから?』
白い封筒を渡され、俺は早速開いた
『なんだって?』
『……まだ読んでないんだけど』
そんな悪態をつきながら、俺は手紙の内容を読んだ
……まさか
『……なんだって?』
『………れた』
『は?』
『開眼を、コントロールしたことが認められた……』
むちゃくちゃな技を使ったあげくに倒れたのに……なぜ――――?
『恐らく……お前自身の意思で開眼したからだろうな
それにこの内乱を止めたのは紛れもなくお前だ。
ったく、そのうち見せ物にされるだろうよ。
史上最年少でバリス戦闘部隊に入隊した上に開眼したことを認められた
覚悟しとけ
じゃ、俺はこの辺で』