怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「あのさ、翔ってキルアのことどう思う?」
「え?」
突然のことで頭に?が浮かぶ翔
確かに流れからすれば当然の反応だ
「ほ、ほらあたし、キルア追っかけてるし、なんか全てが謎めいてるってゆーか、目的が見えないってゆーか
だから、みんなはどう思ってるのかなって」
あわてて早口で理由を並べるあたし
それに対して翔は真剣な表情で一点をみつめていた
「……キルアがやってることは犯罪だから、悪いことだと思う
どんな理由があっても許されることじゃない」
まるで自分を責めるかのようにキルアに対して厳しい意見だった
翔はキルアに何か別の感情を持っている気がした