怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「じゃあなー!!」
女子2人と男子2人に別れた俺たちは、そのままそれぞれの方向に歩いていった
「にしても、単なるバカ?
それともスリルでも求めてんの?」
「何が?」
普段からバカにされてる俺は、これしきのことで食って掛かることはない
俺にだって学習能力はあるからな
「普通キルアの姿を見慣れてるあいつにあえて近づく理由
俺には理解できないね」
あいつって葉月のことか
「俺は別に何も考えてねえよ
ただパフェを食べたかっただけだし」
本心からいった気持ちだった
確かにふとしたことでバレる可能性はあるけど、だからって避ける理由にはならない
「じゃ、パフェも食べたことだし、軽く運動でもすっか」
「え?」